ボルダリング 保持力アップ スローパーの持ち方

保持力アップトレーニング第3弾は「スローパー」です。

前回「ボルダリング 保持力アップ クリンプトレーニング

スローパーとは

「スローパー」とよばれるホールドの事、カチホールドと違い関節を曲げて持つ事ができない丸いホールド。

写真 2013-08-31 11 19 37

スローパーの持ち方

スローパーは手のひら全体をホールドに密着させ摩擦を利用して持つのが基本的な持ち方になると思います。これに加えて2点ポイントがあります。

1)重心

スローパーを持つには当然ですが、保持する際の方向に対して常に重心を下にかけていないと持てません。

次のホールドをとりにいく際にとくに重要になります。試しにスローパーで懸垂をしてみるとわかりやすいです。

重心を意識しないと、腕を引きつける時に指を使ってあげる事ができない為「肘があがったり」「肩があがったり」して剥がれてしまいます。

2)肩

この時にしっかりと肩を下げるように意識して手だけではなく、背中、肩から肘で固める事で安定します。

リードクライミングをされている方はこの方法がかなり得意なように思います。

勢いをつけずに、静かに次のホールドをとりにいく事を意識する事で自然と保持出来るようになります。

まずはスローパーにぶら下がるだけでもいいので、体の使う場所を意識してみると分かりやすいかもしれません。

慣れてくると肩(背中)はクライミングで一番使うため意識して登りましょう。

トレーニング

とてもシンプルな方法で鍛えます。対象は〜3級。

体にコツを覚えさせる

大きいスローパーで10秒ぶら下がり(以下はイメージ)

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小さいスローパーで10秒ぶら下がり(以下はイメージ)

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最後に30秒ぶらさがりましょう。これが出来るようになると自分でも成長が感じられるのではないでしょうか。

まとめ

理屈では分かっても実際に自分で体験してみる事が大切です。

実際にジムなどに足を運んで試してみてください。コツをつかむのに焦ってはいけません。

週2回くらい通いながら、帰り際にやってみる事をおすすめします。

スローパーの持ち方、コツがつかめると思います!

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