保持力、クライミングに無くてはならない必須の力です。
小さいホールドになるほど、持っているのが辛くなり、余計な力が入ってしまい落ちてしまいます。
今回は得に3級からは必須のこの保持力について書かせていただきます。
指のかかる範囲
ちびっ子がものすごく小さいホールドをデッドでバシバシとっているのを見て「すご」と思わず言ってしまいますが、
ホールドに対してかかる指の範囲の広さが大きいと負荷がうまく分散できます。もちろんそれだけではなく実力もあると思いますよ!!
だいたい5級などの「ガバ」と呼ばれるホールドを持つとこの安定感を味わえると思います。
この感覚が小さいホールドでも感じられると「お!保持力あがってるな」となるわけです。
保持力テスト
懸垂ラック以外でも、かまいません。
オープンハンドで両手を使って、足は床から浮かせます。
1)指のつけねまで持てるホールドで10秒ぶら下がる。
2)第二関節まで持てるホールドで10秒ぶら下がる。
3)第一関節まで持てるホールドで10秒ぶら下がる。
3が出来た人は3級〜1級で効果が出ると思います。
あくまでも保持力だけの話ですので、ムーブや体幹などは含まれません。
3で慣れてきたら、10秒後に懸垂をしたり、腕を引きつけて、さらに10秒ぶら下がる等が効果的です。
保持力トレーニング
保持力テストがトレーニングになっていますが、秒数が大きく違います。
出来ることなら秒数を上げていきドンドン伸ばしていきましょう。次第に1分等出来るようになってくると「やってて良かった」と思えます。(わたしだけw)
保持力テストの1でも2でもいいので、はじめは秒数を伸ばしてある程度成長を感じたら、ステップアップしていきましょう!
余談ですが「つよい」人は、わたしが足や体を使って頑張って登った課題を、「ヒョイ」と飛んで片手で「バシッ」と止めてたりします。。。